‘にわ まこと’ カテゴリーのアーカイブ

第2回 『ぺダリアン塾』 堺の旅

2014/10/13

今回のぺダリアン塾は、大輔さんの自転車を見に行こうツアーです。場所は堺の『シマノ・サイクル開発センター』 通称自転車博物館です。せっかく境に行くなら、幾つかの観光名所も行ってみましょう・・・、という事で。



この自転車が、地球を15万km・130か国を走った自転車です。では、出発です。



豊中組は8時に、豊中の銀輪亭出発。今回私は、GTのマウンテンバイク(ツーリング仕様)で参加した。台風接近による天候悪化に備え、念のためフロントバッグには雨具と着替えを突っ込んできた。



国道176号線を大阪市内に向かい、梅田から御堂筋を南下します。さすがに日曜の朝とあって、車はほとんど走っていない。



なんば集合組と合流して、道案内は地元のAnPonmanさんにお願いします。『西成あいりん地区を通るので、当たり屋に注意してね!』と、案内役のAnPonmanさん。



まずは、住吉大社にやってきました。この辺りを案内する、AnPonmanさんです。



ちょうどお祭りの日で、出店が並びます。



時間があったら、食べていくんだけれど・・・・。



では、本日1回目の記念撮影です。



ちょっとアップで、もう一枚。



路面電車も、ずいぶんと少なくなりました。生まれ育った尼崎では、国道2号線も路面電車が走ってたんだけれど、車社会に押されて消えてしまった。



大和川沿いに海まで出てみた。自転車レーンが完備されていて、とっても走りやすい。グリーンのウエアーは、来月ニュージーランドに出発する高繁さん。この人、何をしてもカッコいいなあ・・・、悔しいけど。ウノちゃん、だいぶ走る姿が、様になってきました。



今回もカズさん(写真左端)に、自転車講習をしてもらいました。ハンドルの違いによる、乗車姿勢とペダルの回し方です。写ってないのは、私とカメラをセットしている高繁さん。総勢15名です。



前回から恒例になった、くっつき虫走行です。ごめん高繁さん、切れてしまった。



堺の灯台にやってきました。窓がとってもお洒落な灯台です。



すでに現役は引退しているけれど、現存する木製灯台は珍しいそうです。今は埋め立てが進んでしまったけれど、明治のころはこの辺りが海辺だった・・・・というお話です。



やってきました、自転車博物館。大輔さんの自転車を、ようやく見られます。入場料は200円。いっぱいいたので『団体割引は無いんですか?』と聞いたら20名からで、残念。『中西大輔さんと一緒に、皆で大輔さんの自転車を見に来たんだけれど・・・』と言ってみたら、『出展者の関係の方は、無料です・・・・・』 何とラッキーな事でしょう。言ってみるもんです。



これが、大輔さんが使った自転車です。自転車だけで18kg、食料や水を満載すると70㎏を越えるとか・・・。



大輔さんの使った自転車の前で『放浪哲学』にサインをもらうのが、今回の私の最大のミッションです。大輔さんが『なんて書いたら良い?』と聞くので、『にわさんとは、一緒に走りたくない・・・って書かなければ、なんでもいいよ・・・』



『旅に出よう!』って、書いてくれた。ありがとうございました。



そのほかにも、世界一周をした84人のうち6台が展示されていた。このタンデム自転車は、宇都宮ご夫妻が10年間10万キロ走られたものです。夫婦喧嘩しなかったのかな?



この自転車博物館には、200年近く前(伊能忠敬が日本地図を書いた頃)にドイツで作られた自転車なども展示されていた。昔日本では、材木も自転車で運んでいたんだ。もちろん、変速機なんか付いていない。



ワイヤーが無かったころ、親父の自転車も、こんなブレーキレバーだったことをはっきり覚えている。



狸が住む、いたすけ古墳です。崩落した橋の向こうに、狸が数匹こちらを窺ってます。



餌にありつけると思って、姿を現した狸達です。



餌を求めて右往左往する狸を見るのも面白いけれど、オニグルミを投げて狸の相手をしている仲間を見るのも面白い。



仁徳天皇陵を見ようと陸橋に上がって見たけれど、何にもわからずに退散です。



そこで、堺市役所庁舎の上から見ようという事になった。



市庁舎21階からの眺めです。前方後円墳・・・、ちょっとそれらしく見えます。もう少し上から、眺めてみましょう。



これなら、はっきりとわかります。そろそろ、帰りましょう。



夕方5時半頃、国道26号線を北上し、なにわ筋です。日暮れがずいぶんと早くなってきた。流れ解散で、だんだんと仲間が散っていきます。



国道176号線に入ってあまりに車が多いのにうんざりして、神崎川を越えた菰江で服部緑地へ抜ける道に入った。懐かしい『魚富水産』です。私の退職の時、仲間がここでお祝いパーティを開いてくれた。何度か家族とも行ったけれど、なかなか良いお店ですよ。テーブルと椅子は、パイプですがね・・・。



魚富水産のすぐそばにある、二軒家の住吉神社はちょうど秋祭りです。山車の準備ができて、そろそろ引き回すのかな?



私の住む北部はだめだけれど、豊中でも南の方は、しっかりとお祭りが残っています。最後まで楽しませてもらった。

自転車の記録

走行距離:90.9㎞

平均速度:17.4㎞/h

最高速度:45.1㎞/h

走行時間:5:11:44

感想文:

大阪市内から南は走ったことが無かったので、ちょっと面食らった。信号はバカほど多いし、とにかく走りにくい。車と共に発展してきた都市だから仕方がないけれど、もう少し環境に優しい自転車が快適に走れるような街になってほしいなぁ・・・。以上、『第2回ぺダリアン塾、堺の旅』でした。

自作『リヤバッグキャリア』

2014/10/10

アルミの廃材を利用して、リヤバッグキャリアを作ってみました。



詳しくは、『自作、自転車用リヤバッグサポーター w/t お月様の巻』をご覧ください。

新潟から『自転車仲間』がやってきた。

2014/10/06

自転車屋『銀輪亭』から、新潟からJACCの仲間が夕方来るので、店に寄りませんか?というお誘いがあった。



緑のウインドブレーカーが、新潟の中野さん。九州からの帰り道に、立ち寄ってくれた。近々自転車の旅で海外に出るという事で、大輔さんたちの海外経験者のアドバイスを得るのが最大の目的。



これが彼が使う自転車、SURLYのツーリング仕様。新潟は自転車の情報量が少ないので、自転車を選ぶのにも苦労をしたそうです。自転車の経験は浅いけれど、それでも一人で海外に出ようという意欲は、すごいものです。若さっていいなぁ・・・。

重いバッグはまず前方に積む、泥除けは健康のためにも必要、タイヤはもう少し太いものを、ディスクブレーキは海外ではちょっと心配・・・・等々。それにもまして、交通事故や病気や治安の問題は十分に配慮しないといけないと、先輩たちから貴重なアドバイスを得ていた。どんなことが起きても、生きていればこその楽しい自転車旅だからね。

頑張れ、中野さん!

『二人の冒険家』トークショーを聞きに行った。

2014/09/29

大輔さんから『三輪バギーの勝彦さんとトークショーをやるから聞きに来て・・・』と、お誘いがあった。どんな話が聞けけるんだろうかと、いそいそと出かけた。



場所は天満のライブハウス。大輔さん勝彦さんのファンの方や、冒険仲間や、冒険に興味を持った人や、色々な事に挑戦している人たち20人近くが集まってきた。



左が大輔さんで、右が勝彦さん。トークショーだから二人の楽しい掛け合いで進むのかと思っていたら、進行役が促してもこの二人なかなか喋らない。参加者の自己紹介や質問攻めで、ようやくトークショーは盛り上がってきた。半分は、参加者が喋ってるようなトークショーだった。二人のお話もさることながら、参加した多くの人たちも、色々なことに挑戦していることが素敵だった。



世の中には書道家や建築家など『家』が付く名前の職業の人は多いけれど、一番お金に結びつかないのが『冒険家』のように思う。冒険という事が、それほど社会的に価値を認められていないのが現実で、ほんの一握りの人を除けば『遊び家?』ぐらいにしか評価されていないと思う。

そこで、二人にこんな質問をしてみた。

『ほとんどの普通の人が歩く広い道から、冒険という脇道に入ろうとした、最も大きな理由は何・・・?』 男の子ならなおさら、夢や冒険にあこがれた子供たちは多いと思う。大人になり、世間のシステムの中で暮らすようになると、ちょっとやそっとの勇気だけでは、脇道に入ることはできない。

大輔さんの話:

『あんまり深く考えたことは無かったけれど、今までに何人もの人が自転車で世界を走っている。それなら僕にもできるんじゃあないかと思った。知らない世界を自分の目で見てみたい、色々な人に出会ってみたい・・・、そんなとこかなぁ。』

大輔さんらしいなと思った。子供の頃の夢をそのまんま持ち続けて脇道に入ったら、11年間15万キロを走ってた。そんなところだろうか。

勝彦さんの話:

『・・・・捨てる勇気かな!今持ってるものを持ち続けていると新しいことは起きないけれど、一度全部捨ててしまったら、新しい世界や出会いや新しい仲間がどんどん増えてくる。狭いと思ってた脇道も、自分のやり方で広くすることもできる』

勝彦さんとはつい先日、JACCの定例会議でお会いしてその後HPやブログで活動の一端を覗かせてもらっただけだった。『捨てる勇気か・・・!』なるほどなあ、直接色々なお話を聞けて、本当に良かった。

お二人さん、もしも私の聞き違いがあったらごめんなさい。あまりにひどい誤りがあったら、直します。

自分はと言えば、決して後悔なんかはしていないけれど、『たった2か月間だけ脇道』にそれて、またほぼ同じ元の道に戻ってしまった。60歳の峠道を越えたとはいえ、まだ脇道に入り込める環境は揃っていない。でも、このような素敵な人たちと束の間でも過ごすことが続けば、いつかは素敵な脇道が見えてくるかもしれない。



ライブハウスの北を流れる、天満川です。西(左の方)へ行くと中之島で、もっと行くと土佐堀川安治川を漂って海まで出られる。



大音響で音楽を流す観光船は上流をめざし、外輪船(擬き?)は中之島方面に進みます。ライトアップもされて、この辺りも綺麗になったもんだ。さて、日常に帰りましょう。

箕面 『才が原池から如意谷』への自転車ダウンヒル。

2014/09/28

これは、『第一回ぺダリアン塾』の前日、9月19日のお話です。

GTマウンテンバイクの整備が進むにつれて、また少し山の中に入ってみたくなった。



前回紹介した『ちょっと趣を変えて「山の中へ」自転車で・・・』は、この地図のB11にある才が原池まででした。今回はもう少し山の中に入ってみます。



9月19日の金曜日、府道43号線の土砂崩れ修復工事の所を通過して、箕面山荘方面に上がります。



左の道に進みます。この道は紅葉の季節だけ渋滞緩和の為に一方通行で解放されます。今は通行止めです。



鏡のような湖面の、才が原池です。



あちこちと整備をした自転車、ついでに何時もはバッグを後輪側に着けているけれど、ラックを前後入れ替えて、バッグを前に持ってきた。ハンドル操作が機敏にできないと嫌がる人もいるけれど、やって見ると意外とハンドルがフラフラせずに操作性が良いことが分かった。しばらくはこのまま様子を見ることにしましょう。



案内板を見てどっちへ行こうか迷ってると・・・・・



・・・・、『如意谷の方に下りるんだったら、二十二曲がり方面に行ったら良いよ・・・。自転車だったらちょっと担ぐ所があるけど・・・』と言い残して、この地に詳しいおじさんは行ってしまった。・・・と思ったら走って戻ってきて、コピーした地図をくれた。



ちょっと荒れているけれど、何とかなるでしょう。



ウンウン、これなら私でも走れます。



ちょっとビビッて走ってます。



ところがもう、走るどころの騒ぎではなくなってきた。自転車を置いて、偵察に出かけて振り返ったところです。



もうこうなったら、何処が道でどこが沢かも分からない。どうなろうが、今更引き返すこともできず、前進あるのみです。



何度か自転車のハンドルを握ったまま、1mばかり斜面をずり落ちたりしながら、ようやく道らしいところまで脱出に成功です。



ようやく人里まで下りてきました。



溜池の下に記念碑が建ってた。



何の記念碑だろうと思って後ろに回ったら、どうやらこの辺りは昭和42年に豪雨により池の堤防が決壊して、かなりの被害を受けたようだ。



ようやく、下のバス道まで下りてきました。やれやれ、この道は登山道です。自転車で走る道ではありません。



さあ、帰りましょう。お山の帰りは・・・・・



・・・ボサボサに伸びた髪の毛を切って、お家に帰ります。山崎の床屋さん、いつもお世話になります。今日もちょっと汗臭いでしょ・・・?

さてと、明日から『ぺダリアン塾』で、篠山までサイクリングです。

第1回『ぺダリアン塾』の開校です

2014/09/22

9月の20日・21日という申し分のない季節に、第1回ぺダリアン塾が開かれました。私のように、我流で自転車に乗ってた人の為に、今回のテーマは『自転車ちゃんと乗れてますか?』です。さて、どんな塾になるのやら・・・・?

集まってきた仲間は、JACC(日本アドベンチャーサイクリストクラブ)に所属して、世界中を走ってきたベテランから50㎞以上走ったことがない初心者まで、これから自転車で海外に出てゆこうとしている30歳代の若者から80歳代のオッチャンまで、自転車はバリバリのロードからマウンテンバイクまで様々・・・



・・・、ではJR川西池田から猪名川に沿って出発です。



最初の目的地の、多田神社です。この時は誰も知らなかったけれど、何故かこの時すでに階段を担ぐ練習をしていました。



リーダーのカズ爺から、多田神社の歴史のお話がありました。



何故か、『神戸ヒヨコ登山会』の看板が・・・。曲がって錆びた釘が歴史を感じるので調べてみたら大正11年発足で、現在でも活動をしているそうです。ここでちょっと『ヒヨコ』を覚えておきましょう。後程出てきます。



第六十四代横綱曙関と第六十五代横綱貴乃花関が、植樹をしたようです。第六十六代は何をしたんでしょうか・・・?では、先に進みましょう。



多田神社から少し走ると、『多田銀銅山悠久の館』があります。たぶん館長さん?が、色々と説明をしてくれます。東は高山峠から西は三田のあたりにかけて鉱脈がいっぱいあるそうです。『この間来たときは、綺麗なお姉さんが説明してくれたけどなあ・・・』と、訳のわからない不満を漏らす輩もいました。何を考えてるんだか!



鉱石を運ぶ機械の台座のあたりで、お弁当を広げました。



鉱山のお勉強を終えたので、それでは坑道を見学に行きましょう。



ここが、坑道の入り口です。入って見ましょう。



『あれは銀じゃあないのかなぁ・・・?』 そんなこと絶対にないって・・・!



稲干しの風景もすっかり見なくなったなぁ・・・なんて、地道だけれど呑気なことを言って走ってたのはこの辺りまでで・・・。



道は自転車で走るどころの騒ぎではなくなってきました。サッカーボールを括り付けて歩いているのは、今回のコースを設定した『中西大輔』さん。



ようやく峠に到着。とんでもないコース設定で皆からブーイングの嵐に、『海外に出たら、こんなもんじゃあない・・・』なんて、大輔さんは笑い飛ばしている。



さっき多田神社の階段で担ぎの練習をしてよかったね、ウノちゃん・・・!



舗装路を走れる喜びを再認識しながら、最後の峠を登ります。



県道12号線西峠の手前、今日の宿泊地『奥猪名健康の里』に全員無事到着です。



到着直前にアキちゃんの自転車のディレーラープーリー脱落事故が発生したけれど、みんなで寄ってたかって直してしまった。三人寄れは文殊の知恵・・・、何とかなるもんです。(悪戦苦闘しているのはメカニック にわ、工具を準備しているのは助手のキム)



到着して休む暇もなく、『まっすぐ走る・安全に曲がれる・安全に登れる下れる・安全に止まれる』の、講習会です。私が一番難しかったのは、自転車の右側で右足をペダルに乗せてケンケンで走らせる・・・。もう初めは、怖くて3mも進めない。普段は左右同じように乗って走ってるようだけれど、得意不得意があるのがよく分かりました。



お風呂と食事が終わって酔っぱらうまでに、西アフリカの旅の報告会とパンク時のチューブの交換講習会が行われました。本日のぺダリアン塾はここまで・・・、あとは酔っぱらって寝るだけです。



いやぁ・・・、もう最高のお天気!



朝のミーティングの後、準備運動をして、さてこれから西峠を越えて『丹波篠山』に向かいます。みんなを写したつもりだったけれど、もしも写ってなかったらごめんなさい。画像は、昨日のも混ざってます。お名前が間違ってたらお知らせください、即刻なおします。ネットに写真は困るという方はお知らせください、即刻削除します。



『銀輪亭』のデグチさん、いつもありがとうございます。



フジタさん、『トンネルの中で追い越さないでね、闇討ちはだめですよ・・・!』



ワァ・・・、曳かれそう!だめだって、そんなにカメラマンの傍を走っては・・・カワバタさん。



11年間15万kmも荷物を積んで地球を走ってたら、こんな漕ぎ方(大輔漕ぎ)になります。絶対にマネしちゃあだめです。



『犬橇で北極圏』を彷徨っている京都のババちゃん、犬より自転車の方が扱いやすいでしょ・・・。六甲山は一緒に歩いたけど、自転車は初めてですね。



サドルを高くしたので自転車から下りられなくなってしまって・・・、ごめんねウノちゃん。でも、あの高回転ペダリングは最高です。



サイクリングは静かに楽しみましょう。今度一緒に走るときは、口と鼻にガムテープを張ってやろうかな・・・、キムさん!



川西市の勉強をもう少ししましょう・・・、川西市役所職員なんだからホリウチさん!



今回のリーダーのカズさん・・・色々と教えて頂き、ありがとうございました。第二回もよろしくお願いします!



『ヒヨコ鑑定士』のアキさん、宴会の席では不謹慎な野郎どもが『僕がオスかメスか鑑定してくれます・・・?』なんて押しかけて、すみませんでした。私はどちらかはっきり分かってるので、鑑定は不要です。鑑定士は日本に100人ぐらいしかおられないようです。すごいお姉さんです。



どうしてみんな、自転車に乗ると笑顔になれるんでしょう。また一緒に走ろうね・・・ヒキタさん!



武庫川のサイクリング以来ですね・・・、またチョクチョク走ろうねタカグチさん!



女性を引き連れてうれしいのはわかるけど、ちゃんと目を開けて走ってね・・・・カワゾエさん。



いくら自転車が軽いっていっても、カセット25Tで峠道を普通に上がってくる御年80歳のイナジィ~さん、富士四湖のサイクリングも一緒に走れて楽しかったです。

ありゃ、誰か抜けてるなぁ・・・、ごめんなさい。

9月24日写真追加



マスダさん、大輔さんが写真を送ってくれました。実は僕のカメラにも写ってるんだけれど、僕のお尻が半分以上写ってるんで、この方が良いでしょう。マスダさんの、西峠の次の峠の登りはすごかった。全く歯が立ちません。歳の問題ではありません。



篠山城跡で、記念撮影です。この後城下町を散策して・・・・・



部外者立ち入り禁止ですが、現役の木造校舎『篠山市立八上小学校』を、外から見学させてもらいました。



こんな天井は、もう見ることは無いかもしれません。明治からの歴史を感じさせられます。チャンスがあれば、中を見学させてもらいたいものです。



帰りは国道173号線を使います。県道12号線の西峠よりは、天王峠の方が初心者にはずっと優しい峠です。神様ごめんなさい、途中の神社の石段で、お昼ご飯を頂きました。



11年も自転車で世界を放浪』していると、貰い癖・拾い癖がつくようです。大輔さんは走っていても、食べられそうなものは何でも拾います。拾ったアケビを、一つ頂いた。なかなか甘かったなぁ・・・。



アケビの種を吹き飛ばすキムさん。こんなバカなことをしているか、喋り続けているかどっちかです。



峠も過ぎて、快適なツーリングが続きます。走りながらの撮影も、だいぶ慣れてきました。



国道173号線のトンネルを避けるため、一庫ダムの東の道を進みます。



おっと、ようやくタジマさんの登場です。



一庫ダムで、最後の記念撮影です。



ここからの眺めは良いなあ・・・、川西市の方がよく見えます。



良い歳した大人が、もうこれは完全に小学生の世界です。猪名川に沿って、南へ向かいます。



カズさん、二日間ありがとうございました。次回もしっかり勉強しますので、よろしくお願いします。

自転車の個人的な記録

9月20日(山岳コース担ぎも含む)

走行距離:48.36㎞

平均速度:14.3㎞/h

最高速度:39.2㎞/h

走行時間:3時間22分

9月21日

走行距離:87.34㎞

平均速度:17.9㎞/h

最高速度:53.2km/h

走行時間:4時間51分

感想文:

とにかく、むちゃくちゃ楽しい『ぺダリアン塾』でした。事故も怪我もなく、脱落者もなく、それが何よりです。また一緒に走りましょう。

以上『第一回ぺダリアン塾』でした。

 

 

『銀輪クラブ』お食事会。

2014/09/10

先日の6日の日、ひょんなことから、銀輪クラブの仲間が『かごの屋』に集まった。何時ものことながら自転車談議に花が咲きました。



カズ爺の乾杯の音頭で、『乾杯・・・・!』 左端は、JOBBBインターネットラジオの馬場哲平さん。一番大きなジョッキを持ってるのは、出口さんの手・・・。



今回、カズさんのフランス紀行も再上映された。動画編集もかなり進み、もうすぐ一本にまとまるそうです。字幕スーパーも入ってます。乞うご期待との事です。



JOBBBインターネットラジオの馬場さんが、大輔さんの出版記念取材の様子を、見せてくれた。いやぁ、とっても楽しいひと時でした。またやりましょうね!

自転車で『鎌倉峡』、プラスα『鉄道オタク』の旅。

2014/09/10

芦屋に『冒険学校』というのがある(らしい)。そこの校長がこの週末に鎌倉峡で『冒険学校』を開くから、手伝ってね・・・・と優しく言ってきた。手伝う限りは予備知識が要ります。そこで、整備をほぼ完ぺきに終えたGTマウンテンバイクで下見に出かけた。



コースは、ざっとこんな感じです。JR道場まで、片道30㎞の半日コース。



久しぶりにとっても良い天気、呉服橋付近の橋の上です。川西の駅前を通って、県道12号線川西-篠山線に入ります。



広根奥の谷から県道324号線に入ったら・・・



なんだかこの辺りから工事のにおいがすると思ったら、もうあちこちで新名神高速道路の工事真っ盛り・・・。



切畑を右折して前田橋。前田橋を過ぎて少しばかり走ったら、この辺りで道がよく分からなくなってきた。ちょうど軽トラのオッチャンが家に帰ってきたところだったので、道を尋ねた。そうしたら・・・・・



『そこまで行ったるから、ついといで・・・・』と言って、さっき降りた軽トラに乗って、トットコ走り出した。必死になって追いかけた。もうこれで間違いないというところまで、道案内してくれた。『この先、大雨でどうなってるかわからんけど、気い付けていきや・・・』と言って、Uターンして今来た道を引き返していった。優しいなあ、田舎のオッチャンは・・・、ありがとうございました。ナビがあったら、こんな優しさには接することは無いなあ・・・。



いきなり『通行止』の看板です。最近よく見る風景です。それでは先に進みます。



川下川ダムです。ここから武庫川まで、一気に下ります。ほとんど誰も通らないので、げんこつぐらいの石や枝が散乱してる。



武庫川に到着しました。遠くでJR福知山線の電車の音がしているけれど、何処を走ってるのかは分からない。



左の道が、今川下川ダムから下ってきた道で、右は川沿いを武田尾に向かう道です。この先がどうなってるのかを調査するのも今回のミッションですが、まずは鎌倉峡の調査を済ませましょう。



道場に向かう道はこんな感じで、県道の表示も無ければ、何にもない。猪が出てきても、まあ出るわなぁ・・・、というぐらい人気全くなし。



JR道場の駅です。



出発する前にちゃんと道を調べておけばいいのに、また道を見失った。とりあえず左に入ってしばらく走ったところで、農家のおばちゃんが畑仕事の途中・・・。道を尋ねたら『にいちゃん、鎌倉峡へ行くなら反対だわ・・・・』 スンません、おばちゃん・・・!



そろそろ、刈取りの季節を迎えた田んぼです。右 鎌倉峡と書いてある。



うん、なんとなく鎌倉峡に続く道っていう感じが出てきた。



そろそろ、鎌倉峡の入口らしいなぁ・・・。



道はここでお終い。どうすりゃあいいんだろう・・・。



自転車はここに置いといて、ちょっとこっちへ行ってみよう。『太陽と緑の道(上級者向き)』って書いてある。



さすが上級者コース、ばってんに木が生えている。『入るな!』って言ってるのかな?では、先に進みましょう。



鎌倉峡に到着の様です。もっと奥まで続いているんだろうけれど、道はここで終わっているみたいだ。川沿いに上がって調べるのもちょっと時間がない。



ちょっと水が白濁しているのが気にかかるなぁ・・・・・、せっかく子供たちと川遊びをするんだから、土曜日には綺麗に透き通った水になってくださいませ。



昔はにぎわったのかもしれない。お店やバンガローの様な建物もあるけれど、今はもう廃墟・・・。



さて、今来た道を引き返し、川下川ダムから降りたところまで戻ってきました。ここからJR武田尾駅へ行けるのかどうか、2つ目のミッションの開始です。



ところが10分ぐらい走ったところで、小さな冒険の旅は終わってしまった。



神戸市水道局の門があって、当然のことながら絶対に通れません。16㎏の自転車を担いで、山道を藪コキするわけにもいかないので、ここで断念です。



悔しいので、中がどうなってるのかを覗いてみた。なんだか怪しげな地下施設があります。水道局の人は、こんなところまで来るのかな?



ここにも、新名神の橋脚がそびえています。あちこちにガードマンがいて、いつごろ新名神ができるのか聞いてみたら、『10年ぐらい先じゃあないの・・・』 生きてこの上を走ることができるんだろうか?



ちょっと不完全燃焼で引き返す道中、怪しげな階段を発見!もしかしてと思って上がって見たら・・・



なんと、通れる隙間が用意されています。周りに人がいないか、監視カメラがないかを確認して上がって見たら・・・・



ヤッホー・・・、突然『鉄道オタク』に変身です。



もう、完全に罪悪感は青空の彼方に飛んで行ってます。運転手から見えない様に目いっぱい頭を下げて、パチリ!やりました。抜群(偶然)のシャッターチャンスでした。JRさん、ごめんなさい。もう二度としませんから。



川下川ダムを横目に、ちょっとしたヒルクライム。登り切ってあたりを見回したけれど、どっちから来たのかよく分からなくなった。そうか、軽トラの後を必死に追いかけてたから、道なんか覚える暇がなかったんだ。



エンジン音がでかいので、目いっぱい大きな声で『おじさ~ん!』とお仕事中のお百姓さんに声を掛けたら、コンバインを止めて降りえてきてくれた。優しいなあ、この辺りの人。前田橋に向かう道を教えてもらった。



前田橋の交差点です。ここを左へ向かいます。



やれやれ、ここを左に向かうと猪名川町から川西に向かいます。本日の『小冒険自転車の旅』は、これにてお終い。

自転車の走行記録:

出発6:00

走行距離:75.64㎞

平均速度:19.6km/h(まあ、こんなものかな・・・)

最高速度:51.7km/h

走行時間:3時間51分00秒

使用したギヤー:前44T-32T(22Tを使うことは全くなし)。後ろは11T~28Tをフル活用、軽いギヤーでクルクル回して走りましょう。

帰着11:40

水分補給:アクエリアス 500ml 2本

感想文:

2月の事故後、GTマウンテンバイクを整備してから、初めての遠出になった。カセットもチェーンもタイヤも真っさら、ハンドルもカスタマイズして、気分は最高のサイクリングでした。距離も短かったので行き当たりばったりで行ったけれど、道に迷いながら色々な人と話ができて面白かった。ありがとうございました。

我が家から国道176号線を通れば『JR道場駅』はたぶん10㎞ぐらい近いんだけれど、あの道はもう二度と通りたくない。人と話をすることもないだろうし、少しぐらい遠回りでも峠があっても、走るんなら楽しい道が良いなぁ・・・・。

『府道43号線』通行止めと、『箕面滝道』開通情報。

2014/09/06

8月24日の集中豪雨で箕面滝道と府道43号線が通行止めになった。



今日9月6日、防護ネットの工事も終わり、これで自転車を担いで地獄谷からの山道を通らなくても、滝まで行けるようになった。地面にべったりとへばりついてたネットは、少し持ち上がってこれが正規の状態らしい。

さて、同時に通行止めになった府道43号線は、いったい何処でどんなふうになってるんだろうと思っていた。3日の日、同じく自転車を担いで上がってきたオッチャンが、43号線の事を聞いてきたので、二人で偵察に行ってみた。しっかりと工事区間は通行止め。強行突破したけれど、カメラを持ってなかったので、今日再び調査報道の目的で、強行突破をやらかして帰ってきた。



滝前の公園からジグザグ道を上がって府道43号線に入り、少し下ると箕面山荘があって、ここに脇の甘い『通行止』の看板があります。



今日も曇天・・・・、本当に太陽が恋しい今日この頃です。



かなり下って次のカーブを右に曲がると天理教の建物がある手前で、しっかりと『通行止め』です。まあ、フェンスがないので難なくクリアーして、調査続行です。



流れ出した枝が、道路わきに積み上げられていて・・・



ここが、斜面が崩れたところです。幅15m長さ50mぐらいかな?もっと大きいかな!



反対側から見たところです。これだったら、近日中に片側通行ができそうだ。もうすぐ秋の紅葉の季節を迎えて、いつまでも止めておくこともできないだろうし・・・。



ちょうど崩れた道路の真下です。前から何やら造成をしてたんだけれど、いったいなんだろうか?墓地かな?



調査並びに、強行突破完了。



このトンネルの先が、さっきのブルーシートの敷き詰めてあった造成地です。なんだろうね?



このT字路から上が、通行止めです。



ハイ、T字路です。今日も相変わらず、ガードマンがパラソル立てて任務に当たっています。背後から、『おはようございます!』と声をかけて通過。後ろの方で『おはようございます・・・・・』という返事が返ってきた。天理教や浄水場関係の車は、通しているようだ。



本日も無事帰ってまいりました。さて、朝ごはんにしましょう。

GT マウンテンバイク『整備』も大詰め。

2014/09/05

1996年に通勤用として購入したGTマウンテンバイク。新しくやってきた自転車に負けない様に、自転車の勉強も兼ねて色々と修理や整備を重ねてきた。そして多くの自転車の先輩にも、色々と教えていただいた。

整備も、そろそろ大詰めになってきた。今回は擦り減ったタイヤを新しくして、ハンドル周りも一新することにした。そして、教訓としては悪くなってから整備をするんやぁなくて、予防的に早め早めの整備が大事だという事を、多くの先輩から学んだ。



早速、『倒立台』の登場です。これを使うと、タイヤの脱着が簡単です。このスリックタイヤは、もうどれぐらい走ってるんだろうか?10,000㎞ぐらいかな・・・。スリックタイヤなので元々溝がなく、どれぐらい減ったのかがよく分からないけれど・・・・



タイヤ表面から小さな石や鉄片を穿り出すと、すぐそこにワイヤーブレードが見える。もう、交換してやりましょう。



上を見ればきりがないけれど、選んだタイヤはCBA あさひオリジナルの、ハーフスリックタイヤ26×1.75で、お値段は2100円。最近時々舗装道路から離れる事があり、このタイヤなら、舗装もそこそこ軽く走れそうだし、土の上でタイヤが横にズリッとなる事も少しは助かるかもしれない。



はい、中のチューブ(SCHWALBE950円)も思い切って新しくして、タイヤの交換作業は完了です。お次は、ハンドル周りを少しばかり触ってみることにした。



ステムは錆が結構出てるし、グリップは擦り減ってパッとしない。さて、作業の開始です。ここで登場したのが・・・・



・・・・ハンドル固定台です。前に出てきた倒立台にちょっと改良を加えて、『倒立台兼ハンドル固定台』になりました。つい先ごろ、Kinoさんに自転車の『倒立台』を教えていただいて作ったら、同じくブログの自転車の師匠山賊総業さんから、ハンドルの固定台を紹介して頂いた。山賊さんのは、ロードバイク用の『前輪固定台 兼 整備台(倒立台)』は・・・



これが、前輪固定台です。なかなか、枯れた木の感じが良いですよね。そしてこの固定台を使って・・・・



同じ切欠きにハンドルを入れると、倒立台になります。確かに・・・、タイヤの幅とハンドルの径が同じぐらいのロードバイクなら、絶対にこの方が良いなぁ・・・。さて、作業に戻りましょう。



一番痛んでるのが、ステムです。今はほとんどがアルミダイキャストで作られているけれど、このステムはスチール製です。塗装のやり直しは、また後日に挑戦するとして・・・・・



ほぼ同じ寸法の、grunge gatewayの市販品ステム(2980円)と交換することにした。



ハンドルバーは、今度はメイクまで落とさない様に注意して、クランク同様に台所用ホーミーで磨いた。さて、組み立てていきます。



シャフトにステムを入れたら、アレ?ステムのボスの長さが違うのか、シャフトが飛び出してしまった。苦しいときの『銀輪亭』頼み・・・、電話をしてみたら、『たぶんあると思うよ・・・』という事で、早速スリーブを頂いてきた。本当に金にならない客だ!



ハイ、綺麗に組み付けができました。



グリップは自分の手には長すぎるので、20mmカットした。



ハンドルバーも、試しに全長で90mm短くしてみた。MTBの様なハンドル操作はほとんど必要ないし、荷物を積んでのツーリングだったら、これぐらいの方が扱いやすいかもしれない。



ハイ、組み立て完了です。ハンドルが短くなって、グリップがワンポイントの赤になっただけで、全然違う自転車に見えてしまう。これで、走る気が湧いてきた、単純な私でした。



ところで取り外したステムをよくよく見ると、面白い構造をしている。側面のボルト1本を絞めるだけで、何と表現したらいいのかわからないけれど、パイプの一部が内側に締まって、ステムをしっかりと固定する。この構造だと、自転車を格納するときにハンドルの角度を簡単に変えることができる。ぜひ、塗装をやり変えて、使えるようにしてやろう。

整備ばかりしていても仕方がないので、さあしっかりと走って遊びましょう。