‘2014/09’ カテゴリーのアーカイブ
自転車で『鎌倉峡』、プラスα『鉄道オタク』の旅。
2014/09/10
芦屋に『冒険学校』というのがある(らしい)。そこの校長がこの週末に鎌倉峡で『冒険学校』を開くから、手伝ってね・・・・と優しく言ってきた。手伝う限りは予備知識が要ります。そこで、整備をほぼ完ぺきに終えたGTマウンテンバイクで下見に出かけた。
コースは、ざっとこんな感じです。JR道場まで、片道30㎞の半日コース。
久しぶりにとっても良い天気、呉服橋付近の橋の上です。川西の駅前を通って、県道12号線川西-篠山線に入ります。
広根奥の谷から県道324号線に入ったら・・・
なんだかこの辺りから工事のにおいがすると思ったら、もうあちこちで新名神高速道路の工事真っ盛り・・・。
切畑を右折して前田橋。前田橋を過ぎて少しばかり走ったら、この辺りで道がよく分からなくなってきた。ちょうど軽トラのオッチャンが家に帰ってきたところだったので、道を尋ねた。そうしたら・・・・・
『そこまで行ったるから、ついといで・・・・』と言って、さっき降りた軽トラに乗って、トットコ走り出した。必死になって追いかけた。もうこれで間違いないというところまで、道案内してくれた。『この先、大雨でどうなってるかわからんけど、気い付けていきや・・・』と言って、Uターンして今来た道を引き返していった。優しいなあ、田舎のオッチャンは・・・、ありがとうございました。ナビがあったら、こんな優しさには接することは無いなあ・・・。
いきなり『通行止』の看板です。最近よく見る風景です。それでは先に進みます。
川下川ダムです。ここから武庫川まで、一気に下ります。ほとんど誰も通らないので、げんこつぐらいの石や枝が散乱してる。
武庫川に到着しました。遠くでJR福知山線の電車の音がしているけれど、何処を走ってるのかは分からない。
左の道が、今川下川ダムから下ってきた道で、右は川沿いを武田尾に向かう道です。この先がどうなってるのかを調査するのも今回のミッションですが、まずは鎌倉峡の調査を済ませましょう。
道場に向かう道はこんな感じで、県道の表示も無ければ、何にもない。猪が出てきても、まあ出るわなぁ・・・、というぐらい人気全くなし。
JR道場の駅です。
出発する前にちゃんと道を調べておけばいいのに、また道を見失った。とりあえず左に入ってしばらく走ったところで、農家のおばちゃんが畑仕事の途中・・・。道を尋ねたら『にいちゃん、鎌倉峡へ行くなら反対だわ・・・・』 スンません、おばちゃん・・・!
そろそろ、刈取りの季節を迎えた田んぼです。右 鎌倉峡と書いてある。
うん、なんとなく鎌倉峡に続く道っていう感じが出てきた。
そろそろ、鎌倉峡の入口らしいなぁ・・・。
道はここでお終い。どうすりゃあいいんだろう・・・。
自転車はここに置いといて、ちょっとこっちへ行ってみよう。『太陽と緑の道(上級者向き)』って書いてある。
さすが上級者コース、ばってんに木が生えている。『入るな!』って言ってるのかな?では、先に進みましょう。
鎌倉峡に到着の様です。もっと奥まで続いているんだろうけれど、道はここで終わっているみたいだ。川沿いに上がって調べるのもちょっと時間がない。
ちょっと水が白濁しているのが気にかかるなぁ・・・・・、せっかく子供たちと川遊びをするんだから、土曜日には綺麗に透き通った水になってくださいませ。
昔はにぎわったのかもしれない。お店やバンガローの様な建物もあるけれど、今はもう廃墟・・・。
さて、今来た道を引き返し、川下川ダムから降りたところまで戻ってきました。ここからJR武田尾駅へ行けるのかどうか、2つ目のミッションの開始です。
ところが10分ぐらい走ったところで、小さな冒険の旅は終わってしまった。
神戸市水道局の門があって、当然のことながら絶対に通れません。16㎏の自転車を担いで、山道を藪コキするわけにもいかないので、ここで断念です。
悔しいので、中がどうなってるのかを覗いてみた。なんだか怪しげな地下施設があります。水道局の人は、こんなところまで来るのかな?
ここにも、新名神の橋脚がそびえています。あちこちにガードマンがいて、いつごろ新名神ができるのか聞いてみたら、『10年ぐらい先じゃあないの・・・』 生きてこの上を走ることができるんだろうか?
ちょっと不完全燃焼で引き返す道中、怪しげな階段を発見!もしかしてと思って上がって見たら・・・
なんと、通れる隙間が用意されています。周りに人がいないか、監視カメラがないかを確認して上がって見たら・・・・
ヤッホー・・・、突然『鉄道オタク』に変身です。
もう、完全に罪悪感は青空の彼方に飛んで行ってます。運転手から見えない様に目いっぱい頭を下げて、パチリ!やりました。抜群(偶然)のシャッターチャンスでした。JRさん、ごめんなさい。もう二度としませんから。
川下川ダムを横目に、ちょっとしたヒルクライム。登り切ってあたりを見回したけれど、どっちから来たのかよく分からなくなった。そうか、軽トラの後を必死に追いかけてたから、道なんか覚える暇がなかったんだ。
エンジン音がでかいので、目いっぱい大きな声で『おじさ~ん!』とお仕事中のお百姓さんに声を掛けたら、コンバインを止めて降りえてきてくれた。優しいなあ、この辺りの人。前田橋に向かう道を教えてもらった。
前田橋の交差点です。ここを左へ向かいます。
やれやれ、ここを左に向かうと猪名川町から川西に向かいます。本日の『小冒険自転車の旅』は、これにてお終い。
自転車の走行記録:
出発6:00
走行距離:75.64㎞
平均速度:19.6km/h(まあ、こんなものかな・・・)
最高速度:51.7km/h
走行時間:3時間51分00秒
使用したギヤー:前44T-32T(22Tを使うことは全くなし)。後ろは11T~28Tをフル活用、軽いギヤーでクルクル回して走りましょう。
帰着11:40
水分補給:アクエリアス 500ml 2本
感想文:
2月の事故後、GTマウンテンバイクを整備してから、初めての遠出になった。カセットもチェーンもタイヤも真っさら、ハンドルもカスタマイズして、気分は最高のサイクリングでした。距離も短かったので行き当たりばったりで行ったけれど、道に迷いながら色々な人と話ができて面白かった。ありがとうございました。
我が家から国道176号線を通れば『JR道場駅』はたぶん10㎞ぐらい近いんだけれど、あの道はもう二度と通りたくない。人と話をすることもないだろうし、少しぐらい遠回りでも峠があっても、走るんなら楽しい道が良いなぁ・・・・。
『府道43号線』通行止めと、『箕面滝道』開通情報。
2014/09/06
8月24日の集中豪雨で箕面滝道と府道43号線が通行止めになった。
今日9月6日、防護ネットの工事も終わり、これで自転車を担いで地獄谷からの山道を通らなくても、滝まで行けるようになった。地面にべったりとへばりついてたネットは、少し持ち上がってこれが正規の状態らしい。
さて、同時に通行止めになった府道43号線は、いったい何処でどんなふうになってるんだろうと思っていた。3日の日、同じく自転車を担いで上がってきたオッチャンが、43号線の事を聞いてきたので、二人で偵察に行ってみた。しっかりと工事区間は通行止め。強行突破したけれど、カメラを持ってなかったので、今日再び調査報道の目的で、強行突破をやらかして帰ってきた。
滝前の公園からジグザグ道を上がって府道43号線に入り、少し下ると箕面山荘があって、ここに脇の甘い『通行止』の看板があります。
今日も曇天・・・・、本当に太陽が恋しい今日この頃です。
かなり下って次のカーブを右に曲がると天理教の建物がある手前で、しっかりと『通行止め』です。まあ、フェンスがないので難なくクリアーして、調査続行です。
流れ出した枝が、道路わきに積み上げられていて・・・
ここが、斜面が崩れたところです。幅15m長さ50mぐらいかな?もっと大きいかな!
反対側から見たところです。これだったら、近日中に片側通行ができそうだ。もうすぐ秋の紅葉の季節を迎えて、いつまでも止めておくこともできないだろうし・・・。
ちょうど崩れた道路の真下です。前から何やら造成をしてたんだけれど、いったいなんだろうか?墓地かな?
調査並びに、強行突破完了。
このトンネルの先が、さっきのブルーシートの敷き詰めてあった造成地です。なんだろうね?
このT字路から上が、通行止めです。
ハイ、T字路です。今日も相変わらず、ガードマンがパラソル立てて任務に当たっています。背後から、『おはようございます!』と声をかけて通過。後ろの方で『おはようございます・・・・・』という返事が返ってきた。天理教や浄水場関係の車は、通しているようだ。
本日も無事帰ってまいりました。さて、朝ごはんにしましょう。
GT マウンテンバイク『整備』も大詰め。
2014/09/05
1996年に通勤用として購入したGTマウンテンバイク。新しくやってきた自転車に負けない様に、自転車の勉強も兼ねて色々と修理や整備を重ねてきた。そして多くの自転車の先輩にも、色々と教えていただいた。
整備も、そろそろ大詰めになってきた。今回は擦り減ったタイヤを新しくして、ハンドル周りも一新することにした。そして、教訓としては悪くなってから整備をするんやぁなくて、予防的に早め早めの整備が大事だという事を、多くの先輩から学んだ。
早速、『倒立台』の登場です。これを使うと、タイヤの脱着が簡単です。このスリックタイヤは、もうどれぐらい走ってるんだろうか?10,000㎞ぐらいかな・・・。スリックタイヤなので元々溝がなく、どれぐらい減ったのかがよく分からないけれど・・・・
タイヤ表面から小さな石や鉄片を穿り出すと、すぐそこにワイヤーブレードが見える。もう、交換してやりましょう。
上を見ればきりがないけれど、選んだタイヤはCBA あさひオリジナルの、ハーフスリックタイヤ26×1.75で、お値段は2100円。最近時々舗装道路から離れる事があり、このタイヤなら、舗装もそこそこ軽く走れそうだし、土の上でタイヤが横にズリッとなる事も少しは助かるかもしれない。
はい、中のチューブ(SCHWALBE950円)も思い切って新しくして、タイヤの交換作業は完了です。お次は、ハンドル周りを少しばかり触ってみることにした。
ステムは錆が結構出てるし、グリップは擦り減ってパッとしない。さて、作業の開始です。ここで登場したのが・・・・
・・・・ハンドル固定台です。前に出てきた倒立台にちょっと改良を加えて、『倒立台兼ハンドル固定台』になりました。つい先ごろ、Kinoさんに自転車の『倒立台』を教えていただいて作ったら、同じくブログの自転車の師匠山賊総業さんから、ハンドルの固定台を紹介して頂いた。山賊さんのは、ロードバイク用の『前輪固定台 兼 整備台(倒立台)』は・・・
これが、前輪固定台です。なかなか、枯れた木の感じが良いですよね。そしてこの固定台を使って・・・・
同じ切欠きにハンドルを入れると、倒立台になります。確かに・・・、タイヤの幅とハンドルの径が同じぐらいのロードバイクなら、絶対にこの方が良いなぁ・・・。さて、作業に戻りましょう。
一番痛んでるのが、ステムです。今はほとんどがアルミダイキャストで作られているけれど、このステムはスチール製です。塗装のやり直しは、また後日に挑戦するとして・・・・・
ほぼ同じ寸法の、grunge gatewayの市販品ステム(2980円)と交換することにした。
ハンドルバーは、今度はメイクまで落とさない様に注意して、クランク同様に台所用ホーミーで磨いた。さて、組み立てていきます。
シャフトにステムを入れたら、アレ?ステムのボスの長さが違うのか、シャフトが飛び出してしまった。苦しいときの『銀輪亭』頼み・・・、電話をしてみたら、『たぶんあると思うよ・・・』という事で、早速スリーブを頂いてきた。本当に金にならない客だ!
ハイ、綺麗に組み付けができました。
グリップは自分の手には長すぎるので、20mmカットした。
ハンドルバーも、試しに全長で90mm短くしてみた。MTBの様なハンドル操作はほとんど必要ないし、荷物を積んでのツーリングだったら、これぐらいの方が扱いやすいかもしれない。
ハイ、組み立て完了です。ハンドルが短くなって、グリップがワンポイントの赤になっただけで、全然違う自転車に見えてしまう。これで、走る気が湧いてきた、単純な私でした。
ところで取り外したステムをよくよく見ると、面白い構造をしている。側面のボルト1本を絞めるだけで、何と表現したらいいのかわからないけれど、パイプの一部が内側に締まって、ステムをしっかりと固定する。この構造だと、自転車を格納するときにハンドルの角度を簡単に変えることができる。ぜひ、塗装をやり変えて、使えるようにしてやろう。
整備ばかりしていても仕方がないので、さあしっかりと走って遊びましょう。
MTBの修理も大詰め、『クランク』の交換。
2014/09/01
今年の2月の『事故』以来、長年怠けていた整備も含めて、少しづつ修理を進めてきた。なかなか手に入らなかったのが、衝突で曲がった左側クランクだった。『ペダルケージ』もクランクの曲がりも直したけれど、クランクは僅かにすりこぎ(歳差)運動をしていた。なぜ手に入らなかったかというと、2つ目の理由は、クランクの特殊な角穴の開いている向きにあった。
これはギヤー側だけれど、角穴がこんな風に開いている。ほとんどのクランクは、角穴が45°振っている。諦めてすりこぎのまま乗っていたけれど、たまたま宝塚のKinoさんのブログに『サイクリー』という中古のパーツ屋が紹介されていた。我が家から7㎞ぐらいで、とっても近い。さっそく行ってみた。
国道176号線から見た、猪名川の河川敷です。大雨で花火大会が中止になり、たぶんそのあとの大雨が、砂を河川敷に運んだようだ。川西市をあっという間に通り過ぎて宝塚市に入ったすぐのところに・・・・
・・・・・サイクリーが見えてきた。
お店の入り口です。
サイクリーのネット通販で見つけたのでお店にあるかと思っていたら、ありました。待望のクランクセットが、なんと723円プラス税、これはお買い得!
その他、カセットもあるし・・・・・
中古完成車もフレームも置いている。ブレーキシューやチェーンは新品が置いていて、価格はウエパーなんかとそんなに変わらない。『CN-HG40』のチェーンが896円プラス税で売っていたので、ついでに買ってきた。
さて、交換しようと眼鏡をかけてよく観察すると、表面が結構ポツポツと腐食している。アルミは酸に弱いから、雨ざらしで酸性雨にでもやられたのかもしれない。山登りをしている頃、アルミのボトルに梅シロップを入れて持っていったら、リュックの中がベタベタになった事があったなぁ・・・。せっかくだから、綺麗にしてやろう。
最近リムの掃除に使いだした、台所用のホーミーで磨くことにした。
時間をかけて綺麗になったけれど、『FSA』の文字まで消えてしまった。まあいいや、裏側にFSAの浮きだし文字がある。
ギヤー側も変えようと思ったけれど、錆も多くあまり程度が良くないので、左側だけ交換することにした。両方同時に見ることは絶対に無いし・・・。
クランクを抜く工具は、『銀輪亭』から借りてきた。せっかくだからお掃除だけでもと思い、ギヤー側も外すことにした。2面幅が15.8mm。15mmだったらペダルのスパナが使えるのに、あまり好きではないけれど、モンキーレンチで弛めた。
ワァ・・・、こんなに汚れている。手の入りにくい場所はこんなものかな・・・。
BB側も、泥んこ・・・。
お掃除をしたら、こんなに綺麗になった。ここから先を分解するときは、また特殊な工具が必要になりそうだ。今回はここまで・・・。
ギヤーもクランクも、綺麗に掃除をした。
反対側の曲がった方のクランクも、同じ様に外して掃除をしてグリースを塗って・・・
はい、無事取付完了です。
とりあえずの整備は、これにてお終いかな?あとは、かなり擦り減ったスリックタイヤを交換するぐらいだ。
追加情報
四角い穴がこの向きに開いているのは、このSR SUNTOURと今回手に入れたFSAの他に、宝塚のKinoさん情報では、TRUVATIVも角穴の向きが45°振っていないという事です。
以上、クランクの交換作業でした。
カズ爺 車と接触
2014/09/01
今年の8月は休日に雨ばかりで、走れていない。
8月31日(日曜日)久しぶりに天気が良い。
朝5時に起床、四条畷→清滝峠→木津川町→木津川サイクリングロード→八幡市→老いの坂峠→亀岡→池田
の約130kmコースを走る。榎橋から摂津市鳥飼までは難波サイクリング道路、大阪特有の陸風
(京都→大阪湾に向けた午前中の風)でスピードが上がらない。淀川を離れて四条畷→清滝峠、
久しぶりの登りは結構楽しめる。その木津川サイクリング道路も向い風で走りにくいが、9時30分には
老いの坂峠下(京都側)に到着、約100kmを3時間程度いいペースで走る。老いの坂峠も20分ほどでクリアー。
亀岡までの下りで最高時速65km/h非常に気持ちがいい。
そこに落とし穴、亀岡のユニクロ前で渋滞、路側帯をゆっくりすり抜けると、突然、ピンクのデミオが
歩道に入り込もうとし、私と接触。
私は転等、サイクルジャージ・自転車ハンドルテープ破損。
右手甲打撲。腰を道路に叩きつけられました。 最悪、車はそのまま駐車場に知らん振りして駐車している。
自転車と体を何とか建て直し、抗議。警察救急車大騒ぎでした。
その後、亀岡蓬莱峠を走り足が少々回り難いが、銀輪亭まで無事、帰還。
結局本日病院で診断書をもらい、保険屋との交渉にかかります。 後日談、ご期待あれ。