自転車整備用『倒立台』、これがなかなか良い!
宝塚にお住まいのKinoさんのブログ『フレーム塗装の補修 チェーンステー IRIBE』に、『自作 倒立台』が紹介されていた。記事を見て、これいいなあ・・・と思った。良いなあと思ったら、思ってても仕方がない。即やって見るのが我が家の家訓です。
はい、これです・・・、と言ってもどれかわからないと思うけれど、ハンドルの下の黄色い台が『倒立台』です。要するに、自転車を上下逆にする整備用の作業台です。倒立台だけを見ると・・・
こんな感じです。あとで紹介しますが、このままでは普段嵩張るので、折りたたみ式です。この倒立台、初めに想像していたより、遙かに優れものです。何が優れているかというと、普段なかなか見えないところが、恥ずかしいぐらい丸見えになります。
こんな角度から、自分の自転車を見たことがなかった。ほら、こんなに汚れている。
ブレーキシューだって、こんなに良く見える。調整作業も、覗き込まずに楽にできそうだ。
ディレーラーだって、こんな風に見える。
私の場合、ハンドルに色々とくっ付けてるので、そのまんま床に倒立させるわけにもいかない。この台があればあれやこれや外さなくても、ポンと裏返せば良い。
せっかく倒立台を作ったんだから、リムのお掃除でもしましょう。リム全体が見渡せて、とっても掃除が楽にできる。左側で宙に浮いているのは、前回作った『自転車作業台』です。これより、遙かに作業性が良い。前回の作業台は、今後自転車収納ラックとして頑張ってもらいましよう。短い命でした。
はい、本日の作業はおしまいです。パタパタと畳んだら、ほらこんなにコンパクトになります。
自転車整備『倒立台』のお話はここまでです。これ良いなあ・・・、作ってみようかなという方は、以下をご覧ください。
ここんところ天気は悪いし、日本語にならんような英語の翻訳をやったりしてて、ストレスが溜まってた。そんな時は、木工に限ります。なんてったって、雨でも台風でも木工はできます。
何か適当な材料は無いかとゴソゴソ探してたら、このあいだ木工教室で『階段』を作った時の加工治具(塗装べニア)があった。もう階段を作ることもないだろうし、よし!これを利用しよう。
部材を切り出して、ハンドルが乗るところを凹ませて、部品箱から頑丈そうな蝶番を探し出してきた。
ハンドルが乗るコラムのピッチは425mmにした。これならクロスバイクもMTBも、ムスメチャリも奥方チャリにも使える。このままではちょっと不安定なので・・・・
コラムが内側に倒れてこない様に、板をキュッと差し込んで、ハイお終いです。
差し込んだだけで大丈夫かなと思ったけれど、蝶番が結構しっかりしているので、実際に自転車を載せて揺すってみたけれど、特に不安はなかった。
材料費はゼロ円、製作時間は約2時間、お楽しみ度は満点・・・。
以上、自転車整備『倒立台』作り方教室でした。