‘2013/11’ カテゴリーのアーカイブ

美しい日本を巡る自転車の旅(紀伊半島の旅)

2013/11/28

カズ爺の大ニュース

2013/11/18

大ニュースです。

カズ爺の自転車KAZZ号が入院です。

症状は、走りすぎホークの付け根と前三角のパイプにひずみが出て、

皺がよりました。

オーダーするときにカイセイ019の薄いパイプを使用したのが原因か?

カズ爺の使用頻度に耐えられないようなので、前三角部分を022のパイプに

差し替えです。

又、金入りです。臍繰りが底をついているのに、大変なことです。

どうも、カズ爺の乗り方や、パワーに着いてこれる自転車が、なかなか

見つかりません。メンテナンスしている時に気付き、VIVALOの日下氏に

見せたところ、疲労骨折のような症状と言われ、がっかりです。

1か月の入院で治るそうなので、それまでカーボンロードしかありません。

 

 

美しい日本を巡る自転車の旅(紀伊半島の旅)

2013/11/15

雨と風に悩まされながら南紀の美しい景色をたのしむことが出来ました。

美しい日本を巡る自転車の旅(紀伊半島の旅)

2013/11/15

12日夜に南紀の仲間と久しぶりに懇親会の場を楽しむことが出来ました。

11月11日8時過ぎに大阪豊中を旅立ち26号線をひたすら走り、信号の多さに前進を阻まれながら、泉州で昼ごはんを食べ和歌山に2時半ごろ到着しました。ホテルのチェック時間調整でミスドでゆっくり休憩シテイイン和歌山で一泊朝食で4800円大浴場がありまあまあかな。今回の紀伊半島の旅は7月に四国一周をしたあと和歌山が気になり、昔からの仲間に紀伊半島を回るからと広言していた関係から何としても年内に実施したいとの思いからの旅立ちでした。12日御坊では、電話すると待ってましたのごとく喜んでもらいとても嬉しかった。

京都『伏見稲荷 薬力さん』薬力亭の主人に会いに、自転車で出かけた。

2013/11/12

『北口山スキー研究所』って、ご存知ですか?昭和25年に北口禮吉さんが始められた山とスキーの専門店だった。残念ながら平成20年の春に、58年の歴史にピリオドを打った。昭和25年と言えば、私の生まれる1年前になる.



 

 

 

 

 

 

 

この挨拶状を受け取った方は、きっと大勢おられたことと思う。それだけ歴史が長く、多くの方に愛されたお店だった。このお店で、学生の時スキーのビンディングの取り付けや接客のアルバイトをしていた。ビンディングを取り付け終わって板を並べたら、ビンディングの位置がやけにテール側に寄っている。再度測ってみたら、取り付け位置が後ろに10cm違っていた。この手の失敗は、今でも木工でやらかしている。完全に私の測り間違いで専務さんには睨まれたけれど、創業者の山口社長はそんな時でもニコニコと我々アルバイトを見守っていてくれた。閉店当時すでにご病気入院中だったので、もうお亡くなりになっているかもしれないなあ。専務さんも閉店よりもだいぶ前に亡くなられ、お別れ会があった。閉店の少し前に店を訪れて、実務を色々と教えていただいた木村嘉宏さんにお会いした。この方、伏見稲荷山『薬力亭』のご主人で、この記事の主人公です。

ようやく自転車の話になります。

今回の目的は、

  •  車の多い国道171号線を避けて、西国街道で京都まで行く。
  •  薬力亭まで、自転車で行く。
  •  薬力亭の主人に会う。
だったけれど・・・・・。

家をいつもの時間に出発した。11月ともなれば、日の出がずいぶんと遅くなる。千里川に沿って北上し、新御堂筋の白島から東に向かった。高槻の駅の裏を通って、府道67号線を京都に向かったけれど、とにかく道が分かりにくい。方向音痴の気がある私は、地図を見たり人に尋ねる事を繰り返してばかりで、ちっとも距離が伸びない。ようやく久世橋まで来て、気が付いた。久世橋は国道171号線、まあここだけは仕方がないか・・・。そのまま東へ向かって、国道1号線国道24号線を突っ切って伏見稲荷付近に到着。もう9時をとうに回ってしまった。伏見稲荷大社からは多分自転車は入れないので、南から攻める事にした。立命館中・高等学校の方から入って、綺麗に整備された竹林の中の道を進んで行った。白菊の滝あたりから階段が増えてきた。



 

 

 

 

 

 

どうもちゃんとした地図を持っていなかったので、道がよく分からない。



 

 

 

 

 

 

 

 

 

押したり担いだりしてここまでやってきたけれど、この先が読めなくて自転車を置いて偵察に向かった。この先も延々と階段が続き、踏み幅が狭く蹴上が大きくなり、これはちょっと自転車向きではないことが分かった。踏み外すと、自転車を抱えて谷底に落ちてしまいそうだ。登山者の邪魔になってもいけないので、白菊の滝の車が入れるところまで引き返して、自転車をデポした。片方のバックに所帯道具を詰めて、サイクリストからアルピニストに変身した.



 

 

 

 

 

 

 

 

 

白菊の滝です。帰りがけにちょっと拝んでゆきましょう。



 

 

 

 

 

 

 

 

 

その先道が何か所も分岐していて、行き先もはっきりとわからなかったけれど、まだ午前中だし迷っても何とかなるだろうと進んでいたら、ようやく薬力社の文字が目に入ってほっとした。これでようやく『稲荷山御山めぐり』のコースに入った。結構人が行き来していて、ほっと安心。外国人観光客も、結構歩いている。挨拶したら、日本語で『コンニチハ』と返してくれる。



 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな階段を延々と降りたところに、薬力さんが祭ってある。



 

 

 

 

 

 

 

 

 

これが薬力さんです。薬の神様で、無病息災をお願いしましょう。自転車で転びませんように・・・・。



 

 

 

 

 

 

 

ようやく到着、薬力さんの前にあるのが薬力亭です。このお店、『御神鐉販売』『奉納鳥居取扱所』、よく分からないんだけど、『お休処』これは分かります。



 

 

 

 

 

 

 

木村さんの奥様と、若奥さんです。ところが木村さん本人がおられない。今日はなんだか、昔の北口山スキー研究所のお客さんと深草トレイルで、山を案内しているとか・・・。どういうこっちゃ、まあしょうがないか、何の連絡もせずにいきなり行ったんだから・・・



 

 

 

 

 

 

 

 

 

この絵、なかなか素敵でしょ!なんと、若奥さんの作品だとか・・・。一目見て気に入ったので絵葉書を早速買い求めて、



 

 

 

 

 

 

 

 

 

絵の中にあるゆで卵(薬力亭の名物)の本物を、土産に買って帰った。色々と楽しいお話をして、又必ず立ち寄ることを約束しました。次回の為に、すぐ近くまで自転車で来られる裏道を教えていただいた。今回のように南から入るんじゃなくて、北の東福寺から伸びる沢を登ってくれば、すぐこの近くまで来られるとか。次回はこのコースにしましょう。



 

 

 

 

 

 

 

来た道を引き返したはずなのに、何故か景色が違う。行きは写真の右の石段を上ったのに、帰りは左の石段から下りてきた。この山、どうなってるのかよく分からない。友達のヤスベーに話したら、『きっと狐に騙されたんだとちゃいます・・・?』、なるほど確かに山は狐だらけだった。



 

 

 

 

 

 

 

 

 

白菊の滝で、記念撮影。自転車はもう少し下にある.



 

 

 

 

 

 

 

 

 

これが白菊の滝です。この山は、あちこち滝だらけだ。滝と言っても、ここは湧水を集めて、樋から水が落ちてくる。どこかに本物の滝があるのかな?狐に騙されてもいけないので、もう降りましょう。



 

 

 

 

 

 

 

JR伏見稲荷の駅の真ん前に、伏見稲荷大社がある。せっかくだから、少しだけ寄り道をした。自転車を降りて押して奥へ進もうとしたら、後ろから警備員さんが『自転車は駐輪場においてくださ~ぃ!』 『は~ぃ』と返事をしてから、さらにうろうろしてた。



 

 

 

 

 

 

 

本殿の前には、大きな舞台がある。こんなに立派ではなかったけれど、確か信楽の神社の境内にも、同じように舞台があったなあ。



 

 

 

 

 

 

 

 

 

本殿の両脇には、立派なお狐様が睨みを利かせています。

帰路、久世橋を渡ったところで楽して国道171号線をそのまま通って帰ろうかと思ったけれど、いやいや今回は西国街道の旅だと思い留まり、府道67号線を通って帰ることにした。サントリー山崎工場を右手に見て更に下る。同じ道を帰っているはずが、気が付いたら大きな道に出た。上牧と書いてあるので近くのおばちゃんに聞いたら『国道171号線よ・・・』、あわてて引き返して、再び府道67号線に戻った。

高槻も過ぎて茨木も過ぎて気が弛んだのか、また道を間違って豊川あたりでまた国道171号線に出てしまった。もう戻る気力も萎え、そのまま171号線から箕面街道を南進して、銀輪亭まで走った。今日はここがゴールだ。銀輪亭の出口さんの仕事の邪魔をしながら、1時間ばかりおしゃべりを楽しんでから、我が家に戻った。結局残念ながら、今回の3つの目的はどれもこれも達成できずじまいのサイクリングとなった。

良かった点:府道67号線は、高槻を過ぎたあたりから車も少なくなり、快適なコースだった。木村さんの奥さんと、若奥さんにお会いできた。伏見稲荷は、楽しいところだということが分かった。

反省点:3つ全て、目標が達成できなかった。

走行距離:95.67km(今回はちょっと短めのサイクリングとなった。)

平均速度:20.9km/h(やっぱり国道を飛ばした方が、平均速度は稼げるなぁ~)

最高速度:47.6km/h

走行時間:4時間34分(なんとなく不完全燃焼のサイクリングでした。)

走行距離にしては、長いサイクリング旅日記を最後まで読んでいただいた皆様に、『無病息災』をプレゼントします.



 

 

 

 

 

 

 

 

 

以上!

 

サイクリング予定

2013/11/10

サイクリング日記を読んで頂いている皆様へお知らせです。

先日、銀輪亭で店長および後藤さんと今年の事業は概ね終了したことから、

恒例の春季サイクリング方面と計画の立案を考える時期が来たと、話し合いました。

過去2年間のコース取りや行程に関し、もう少し楽なコースと余裕を持った距離で

旨いもの、景色、観光を目的としたコース立案をするべきとご提案を頂きました。



 

思い出の平成23年春四国酷道を行く

 

 

 

 

 

 

 

来年は楽しく、美味しい、景物、楽しいコースを立案するにあたりご希望を募集します。

但し、テーマは、「出雲神話」として楽しい企画を出雲方面で募集します。

観光したいところ、食べてみたいもの、走りたい道などを募集しますので、お知らせください。

ルートや行程はカズ爺が企画し皆様のご意見を求めて計画いたします。

 

カズ爺のサイクル日記

2013/11/07

平成25年11月7日

台湾から帰り約10日が過ぎました。今回のツーリング記録は銀輪亭に紙ベースを設置しますので、是非参照ください。

さて、台湾ツーリングの総括です。

台湾交通事情:郊外の花蓮県太魯閣~宜蘭県蘇澳間の断崖道路を除く、全ての道路に自転車専用帯やバイク自転車走行帯

があり、非常に走りやすい。但し、都市部にも走行帯や自転車走行可能な広い歩道が有るが、バイク、車の進

入や逆走など充分な注意が必要。



宜蘭県・花蓮県境界付近の南蘇断崖の道、ここに大型観光バス・トレーラーダ

ンプが多く走り、サイクリストの逃げ場が少ない。注意して走行するべき。

 

 

 



他の場所は、片側2斜線の道に巾3m程度の機車(モーターバイク)・自行車

(自転車)専用路がある。

走行中の車は余り進入しないが、駐車車両・進入車両には注意が必要。

彼らは、先に頭を突っ込んだものが優先と考えている。

 

食事関連

食事は、小さい町でも食堂・屋台があり苦労することは無い。但し、日本的潔癖感は捨て去らなくては、食べられない。11日間の食事

は全て屋台・夜市・路上食堂で済ましたが、腹を壊すことは皆無、薄味で美味しい。日本人であれば食塩を持参することを勧める。

花蓮県瑞穂車站(駅)の近所の食堂で、出された麺類。薄味で上品な味でし

た。又、注文方法は、レジに行き注文票(メニューに数量を書き込む欄がある)

を貰い,美味しそうな物を食べている人に見せてメニュー欄を指差してもらう。

これに記入して店員に示せば注文可能。大きな店ではテーブルNOも書く。

 

人情と安全

日本人に対しては、おかげさまで非常に親切。又、少々の荷物の置忘れでもなくならなかった。自転車は路上の電柱とか固定物に

括り付ければ、安心。キャリアーの荷物も取られなかった。但し、気をつけるには越したことは無いであろう。

費 用

民宿(シャワー・空調・朝食付き・キングサイズベット)  600元   3,000円弱

安ホテル(シャワー・空調・朝食付き・キングサイズベット)800元  3,500円弱

安温泉宿(空調・朝食・キングサイベット)         1,000元  4,000円程度

屋台朝食                             100元     400円弱

昼食                                130元程度  500円程度

夕食                                200元程度  700円程度

タクシー(桃園国際空港~台北市内 約40km)      1,200元 白タク1,000元   4,000円程度

市内移動 タクシーが安くて良いがMRT(地下鉄など)   面白いのでチャレンジ  一区間20元 70円

 

カズ爺は、10泊11日 航空運賃・台北高級ホテル3泊 ・7泊は地方安ホテルで約150,000円で旅行を終えました。

 

 

 

にわ まことの『酷道308号線暗峠』惨敗の報告

2013/11/04

今回からサイクリング旅日記の仲間に入れていただくことになりました。にわ まことです。よろしくお願いします。第一回目の投稿が『酷道308号線暗峠』惨敗の報告とは、まったく情けないのですが、正直に報告します。また、今年の7月から始めた私の個人的なブログ『60歳からの青春』には、自転車以外に日記や読書や木工など色々と書いていますので、ぜひともご覧ください。

『サイクリング旅日記』カズ爺のおすすめサイクリングコースを読んで、俄然酷道308号線暗峠に行きたくなった。カズ爺は過去に大阪側からアタックして、5月26日のアタックは奈良県側からだった。色々と調べてみても、ちょっと歯が立ちそうにないので躊躇していた。そんな時、『ニッポンバラタナゴ高安研究会』の加納先生からお呼びがかかり、八尾市の大学に昼から行くことになった。なんとこの大学から酷道308号線は、目と鼻の先。お仕事は昼からということで、こんなチャンスはめったにないと思い、クルーガーに自転車を積込んで出かけた。輪行・自動車はご法度と固く心に決めていたけれど、今回は『酷道308号線暗峠調査』ということで自分を納得させた。あくまで調査です、実績ではありません。

調査報告書の結論は、『惨敗!身の程知らず』です。とてもじゃあないけれど、登りはカメラを出す余裕もなく、これからご紹介する写真は、ブレーキを焼きながら帰りに写したものを逆に並べました。



この写真、なんだか分かりますか?これはコンクリートの道路を作った時の副産物なんです。急な斜面に生コンクリートを打設すると、ずるずると生コンクリートは自分の重みで坂の下へ流れてゆきます。これを防止するために『生コンクリートの真空養生』という技法で余分な水分を抜くのですが、その時装置の面にリング状の突起をつけておけば、あのような滑り止めが出来上がります。とにかくこの道路、ホームセンターの屋上駐車場に上がるように、とんでもなく勾配がきついんです。土木工学の講義はこれにてお終い。



国道170号線の箱殿が、酷道308号線の出発点だ。ここから緩やかな登りになり、近鉄奈良線をくぐったあたりから、国道は酷道に変貌してゆく。近鉄奈良線から峠までの平均斜度が『ルートラボ』で検索すると17.8%と出ている。角度で言うと10°弱になる。そんなもんなんかなあ・・・。



初めの挫折地点、観音寺です。箱殿からノンストップで走って来て、たった1.98kmの地点です。平均速度7.5km/h。ここまで来て、カズ爺の『弘法大師の泉あたりで心が折れ・・・』の意味が、泉のはるか手前で分かった。普通は『心が萎える・・・』と表現するんだけれど、胸の当たりで『ポキッ』と折れる音がしたような気がする。この写真、登山者が前屈みで歩いてるでしょ。登山道ですね。



不動明王です。場所はもう覚えていません。でも、綺麗な花が供えてあった。



 

たぶんここが、最大勾配だと思う。カメラが水平かは定かじゃあないけれど、30%(約17°)はありそうだ。水平に10m進んで3m上がる、まるで家の屋根を駆け上がるようなもんだ。



自動車もかなり苦労をして、真っ黒いタイヤ痕を残して走ってる。まるでサーキットのタイヤ痕の様だ。もちろんここは、しっかりと自転車を押しました。



弘法大師の泉です。カズ爺は、ここで心が折れたのか!私なんぞもっと下で、心がぼろぼろに砕けた。



美しい、日本の棚田です。実はこの手前で、もう一度止まってしまった。場所は良く思い出せないけれど、らくらく登山道と交差したあたりだった。箱殿から2.84kmの地点、。平均速度6.3kmで観音寺の平均速度よりさらに落ちた。



そろそろ暗峠だ。棚田を過ぎたあたりから、心もち勾配が緩やかになったような気がする。



ようやく暗峠頂上に到着した。箱殿からここまで、3.68km、平均速度6.3km/h。計算上は35分ぐらいだけれど、へたってる時間を入れると45分以上はかかってるなあ。ここから向こうは、奈良県生駒市になる。たぶん正面のガードレールは、信貴生駒スカイラインだと思う。この先はまるで奈落の底に落ちてゆくように、酷道308号線は、この道路の下を通って奈良に続く。奈落を覗くのはやめた。その手前右側にあるのが、お土産屋の『すえひろ』です。



お土産屋の『すえひろ』で、この土地で取れたものなどを売ってる。食事もできます。



すえひろのおばちゃん、暗峠小町です。『どこから来たの?』と聞かれたので『出発したのは八尾の近くの大学だけれど、住んでるところは豊中です・・・』と言ったら、『あら、私は豊中の走井の生まれよ・・・』ということになって、しばらく話し込んで、お土産に『おいしい手づくりみそ 西畑町 棚田を守る会』を買った。我が家の『手作り手前味噌』と勝負してみよう。



暗峠小町に、写真を撮ってもらった。



一応国道ですが、日本でここだけしかない綺麗な石畳酷道です。ほんの少しの距離だけれど、走りにくい。ロードバイクは、もっと大変だろうなあ。下手に走ると、リムが曲がりそうだ。



これは何だろう? 東大阪市側の一軒目のお家です。読んでみたら・・・



読んでみても、意味不明の張り紙でした。



 

こんな石標も、あります。『此鬼取山之薬師十二丁・・・』この下は読めませんでした。



 

別の面には『大阪 伏見屋・・・?』よく分かりません。



石畳に、影法師・・・。時刻9時59分、そろそろ下ります。今来た道を一気に下ろうと思ったけれど、一気どころかおっかなびっくりの下りが続きます。2~3分下ったあたりで、ゴムの焼けるにおいがしてきた。ブレーキも利きが落ちてくるのがわかったので、あわてて停車した。カズ爺の『リムとブレーキを冷やす水は常に携行してください・・・』の忠告通り持参したペットボトルの水をリムとブレーキにジャアジャアかけて、下に着くまでにもう一度ジャアジャアかけた。忠告を素直に聞いてよかった。



 

間もなく下界に到着する。正面のビル群は、なんばあたりかな?回れ右をして坂道に向かって一礼、『ありがとうございました、一から出直します・・・』



ようやく大学の駐車場に到着した。無事だった。その他、ちょっと思ったことを羅列します。

  • この道、結構車がやってきます。『通行困難』と地図に書いてあったけれど、困難をものともせず、車はやってきます。行き帰りで、10台ぐらいと遭遇したかなぁ。一度後ろからクラクションを鳴らされて、びっくりした。よっぽどフラフラ走ってたのかもしれません。
  • この登り坂で一旦止まってしまったら、再発進できません。道理で、一旦停止の標識は無かった。そのまんまで上を向いてペダルを踏んだら、前輪が持ち上がってしまいます。仕方がないので、ところどころに用意されている、車のすれ違いの為の空き地まで下って、そこから道路に直角に飛び出してから上を向きます。
  • カズ爺も言ってたけれど、立こぎはむずかしです。20kgある私のMTBでも、後輪がスリップしてしまいます。進みません。
  • ブレーキの調整は念入りに・・・。このあいだ、カンチブレーキからVブレーキに変えてよかったと、この下り坂でつくづく思いました。カンチブレーキだったら、下りでどこかに突っ込んでたかもしれない。
  • 蛇足ですが、八尾市内から箱殿までの旧170号線は、とにかく走りにくい。車と自転車が、カトマンドゥの市内みたいに走ってる。瓢箪山の近くは商店街で、押して歩かないといけない。西の170号線は車が多いしなあ・・・。
というわけで、今回も記録と反省を最後に・・・。

良かったこと:自分の実力が、よく分かった。無謀な挑戦だったということも・・・。

反省点:馬力とか持久力ではなく、筋力を鍛える必要があると痛感した。それほど疲れた感じは無いのに、ペダルが回せないんだもん・・・。次の挑戦までに、何とか戦術を考える必要がある。MTBはロードバイクよりはるかにギヤー比が低いのに登れない。参考までに、私のMTB 17 歳は、前 3 段・後 7 段の年代物。ディレーラーのアイドラープーリーも、もう入手不可能という代物です。今は後 11 段変速だとか、もうびっくりです。かといって、筋力の不足を道具に頼るのもなあ・・・。みんなあの坂道を高い変速比のロードバイクで走ってるのに。

ちょっと、計算をしてみましょう。

私のMTB 21速ギアー比は、

トップギアー      44T-11T=4        ローギアー        22T-28T=0.78

一般的なロードバイクのギアー比は、

トップギアー      56T:11T=5.09     ローギアー        44T:25T=1.76

というわけで、計算間違いが無ければ、ローギアーは私のMTBと2倍以上違う。ちなみにロードのローギアーの1.76は、私が毎日走っている箕面滝道の最大勾配で使うMTBのギアーより高速ギアーだ。ということは、私がロードに乗ったら、箕面の滝道も登れないという事か・・・・。ショック!

箱殿~暗峠間 往復の記録

走行距離:7.2km (エッ、たったのこれだけ?)

平均速度:8.3km/h (ジョギングだなあ・・・、とても自転車とは思えない。暗峠で6.3km/hだったから、下りもゆっくりと下ったかということだ・・・。)

最高速度:30.7km/h(もちろん帰りの、近鉄奈良線をくぐってからの話です。)

以上、暗峠惨敗報告を終ります。

カズ爺のサイクル日記

2013/11/03

カズ爺です久ぶりの投稿です。

しばらく本業に勤しんでいました。

日曜ライダーとして春から夏にかけて体力強化トレーニングばかりしていた結果

山ののぼりは早くなりました。

そこで10月16から26日まで台湾に1周に出かけました。

台湾の印象

好印象の部

美味しい・自然が豊・郊外の国道は自転車走りやすい・鉄道サービスが良い・いい人が多い

今一の部

都市部の交通マナー・空気が悪い・適当な性格

思い出の風景

寺院のある風景

                    始終渓にある寺院

夜市の風景



大自然の風景



毎年、花蓮から太魯閣渓谷をとおって、台湾最高標高の峠「武嶺3276m」まで上る自転車イベントがあります。

今年は11月10日だそうですが、来年3泊4日程度で参加したいと考えます。みなさん参加しませんか?



このイベントは全長105㎞獲得標高3670m制限時間は6.5時間

カズ爺の経験ですと、多分完走はできるように思います。

 

 

 

 

 

 

サイクル日記閲覧の同志諸君連絡を請う。