カズ爺の和歌山で喘息
久しぶりの投稿です。
5月の連休に銀輪亭とJACCが主催する春のツーリングに出かけました。
今年のテーマ「四国内陸部の酷道を行く」でしたが、それは過酷な地獄道を12名で出かけました。
今回はプロローグ5月2日、集合地点の徳島県剣町貞光に向かうために、私一人で和歌山経由徳島までの
奮戦記から紹介します。
実は私にとって、このサイクリングで致命的な失敗をしたレポートとなります。
5月2日何時ものように早朝会社に向かい、午前中伊丹本社で仕事をしました。
午後4:30和歌山港発の徳島行きフェリーに乗るために、11:30頃に事務所を出て、近くの
ローソンで水を買い出発です。
この時は、5時間あれば余裕のヨッチャンで和歌山まで95㎞走れると高をくくっていました。
武庫川左岸の堤を尼崎方向に南下、171・山手幹線・阪急・JRを超えて国道2号線を左折し、阪神出屋敷あたりで、さらに右折R43を大阪方面へ向かいます。中島付近で淀川を渡り、そのまま進むと大川で43号線側道がなくなります。自動車専用道路となり、自転車ではすすめません。
仕方なく源八渡しは地下道へ、また次は自転車を降りて階段で43号線路面下の仮設歩道のようなところを上り下り、いい加減時間がかかりました。やっとの思いで津守北交差点で新なにわ筋を南下して住吉あたりここですでに1:00頃となります。まだ4:30には大丈夫と変な自信。
このあたりでひる昼食にラーメンを食べに入りました。
この店の売りとしている肉そばをおいしく頂きました。その後浜寺あたりで、2:30、少し焦りだしました。
「残り2時間で和泉・泉佐野 ・岸和田・・・・岬町そして和歌山むちちゃうか?」
ここら当たりで危機感を抱き、国道26号線を必死のパッチ追い込みにかかりました。
その後汗と鼻水でグシャグシャニなりながら走る走る、ほとんど自動車と同じ速度で、時には原付を追い抜いて車を追い越し、
鳥取海岸あたりで3:25分。岬町で3:40、このあたりでは無理・・・と叫びながら最後の孝子峠で4;00
臨空ゲートタワー3:15
熊取海岸付近3:25分
中孝子15:50
県境の孝子峠を越えたのが16:00ほとんど時速30㎞以上で峠を駆け上り
残り時間30分、半分以上無理ムリーと叫びながら、足だけはあきらめようとしません。
ついに和歌山新港にかかる吉野川大橋を超えるころには、16:20分
フェリーボートが港に見えます。必死のパッチで足を回し、16時28分チケット売り場に倒れこみながらなんとか乗船。
乗客としては最後に乗り込みました。
船室に入ると座る椅子もなく、また汗だくの鼻水を流し、髪の毛の逆立つ爺を全員がいぶかしげに見ます。
子供は私の形相を見て泣き出します。 一人デッキのベンチでですずみながら徳島に向かいます。
和歌山港を出てゆきます。
しばらく行くと右手に淡路島が見えだしたころ、汗も乾きつい「ウトウト」寝てしましました。
これが失敗。徳島高に着くころに目覚めると気管から「ヒュー・ゼー」喘息の発作が。
心の中で「鳴ー終わり」と思ってしましました。
徳島で淡路島経由で入った塩谷氏と合流食事後、さみしくワイントンプラザで喘鳴を吐きながら、一晩中浅い眠りにつきました。